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自転車盗難を疑う警察との不毛なる戦い→そういえばオレも同じような経験あるな「お前、ちょっと来い!」腕グイー

このツイートを読んで、自分も同じような経験したことあるなぁ、と思い出した。まだ高校生の頃の話だ。

「お前、ちょっと来い!」事件

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もう20年近く前の話。中学生の頃、MTBやビーチクルーザーといった自転車(全然方向性違うけど)に憧れていた。でもそんなに物をホイホイ買ってもらえる家庭ではななかったので、いつも写真を見ながら絵を描いたりしていた。高校入学を期に自転車を買ってもらえるというチャンスを両親からもらったが、自分が本当に欲しい自転車は高すぎて親には言えず、ビーチクルーザー風のママチャリを妥協して買ってもらった。それでも自分にとっては最高の相棒で、学校へ行くにもどこかへ出かけるにも、自転車が唯一無二の移動手段だった。
当時はファミレスでアルバイトをしていて、もちろんそこにも自転車で通っていた。しかしある日、バイトが終わって駐輪場へ戻ってみると、その自転車が盗まれてしまっていた。大切に乗っていたこともあるけど、両親が喜びながら自分のために買ってくれた物を盗られてしまったということが、とてもショックだった。
ただ警察に盗難届を出したところ、数週間後に見つかったという連絡を受け、となりの市の警察署まで引き取りに行った。対面した自転車は、泥で汚れまくっていて、鍵も壊され、タイヤもパンクしていた。
洗車して、パンクも直したのだけど、鍵だけは壊されたままで、その代わりにチェーンを使って乗っていた。そしてこの鍵を直さなかったことが仇となる。
当時、下校の時間になると校門の前に警察が張っていて、生徒が窃盗自転車に乗っていないかをチェックしているということがよくあった。そこでオレは鍵の壊れた自転車に乗っていたので、目をつけられてしまった。
まず若いお巡りさんが声を掛けてきた。
「ごめんね、ちょっといいかな?」
「何すか?」
「今さぁ、この変で自転車の盗難がすごく多くてさ。その自転車、鍵壊れているよねぇ。」
「あぁ、そうなんですよ! 実はこの自転車もこの前盗られて、返ってきたばかりなんです。」
「そうなんだ、それは大変だったね。一応、防犯登録の番号確認させてね。」
「はい。」
もう一人いた年配のお巡りさんが、パトカーの中でオレの登録番号の照会作業をしていた。それを待つ間、自分にやましいところは一つもないので、上で書いたようなことの顛末を素直にその若いお巡りさんに話していた。
「そうかー、戻ってきて良かったね。」
すると、パトカーから年配のお巡りさんが血相を変えて飛び出して来た。
「お前、ちょっと来い!」
腕を引っ張られて、パトカーの方へ連れていかれてしまった。
下校時の校門の前、多くの生徒が見ている前で、文字通り「しょっ引かれて」しまった。
「お前、これ盗んだ自転車だろ!?」
「は? 違いますよ! 何言ってんすか?」
「その自転車、盗難届が出ているんだよ!!」
「は?」
まだ十代のオレ、急にお巡りさんに凄まれて混乱してしまい、まともな受け答えができていなかった。その時に、救いの手を差し伸べてくれたのは、先ほどの若いお巡りさんだった。
「いや、彼も盗難届出してたみたいだから、それかもしれませんよ。」
「そう、出してる! 出してる!」
「何ぃ!? いつ頃だ?」
「今年の1月くらい!」
「名前は?」
「ひらやま!」
「……」
「……」
「よし、じゃあ行っていいぞ。そういう反抗的な態度を取るから誤解されるんだぞ。」
「……」
あまりのことに呆然としてしまい、そのまま促されるようにパトカーを離れた。帰り際に若いお巡りさんが、声を掛けてくれた。
「ごめんね、気をつけて帰ってね。」
そうすると、一部始終を見ていた友達に駆け寄られ、「どうしたの?」と質問攻めにあってしまった。

家に帰るころには、冷静さを取り戻し、落ち着いて考えられるようになっていた。
まずオレは、盗難届を出し、警察から見つかったと連絡があり引き取りに行った。その時受け取りのサインもしている。しかし警察がその後もその盗難届を取り下げず、そのままにしていたことが今回の誤解の原因だ。
つまり瑕疵があるのは、警察の方だ。それなのに、勝手に自転車窃盗犯とされ、怒鳴られ、生意気な態度は取るなと追い返された。
今考えても酷い話だ。若いお巡りさんが優しかったことが救いだった。

今回のツイートを読んで、そんな昔の話を思い出したのだ。

writer : ひらやま

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